CBD製品を摂取する際の代表的な2つの方法、「CBDオイルによる経口摂取」と「CBDリキッドによる蒸気摂取」それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
CBDオイル
CBDオイルとは、食用オイルであり、オリーブオイルやヘンプシードオイルなどベースとなるオイルにCBDが加えられてた製品です。
摂取方法は口から飲む「経口摂取」となります。
CBDオイルのメリット
高濃度CBDが選べる
VAPE 用の CBD リキッドは最高濃度でも 5% 程度となります。
それより濃度が濃くなると結晶化してしまうので、5% 以上のものはなかなか見かけません。
CBD オイルであれば 5% の濃度はもちろんのこと、12% や 24% という商品も選べます。
いつでもどこでも摂取できる
ボトルのキャップにスポイトがついているので、場所を選ばずいつでも摂取することが可能です。
VAPE 用の CBD リキッドだと専用の機器(デバイス)も必要ですし、水蒸気が出るので喫煙所を利用しなければなりません。
持続時間が長い
CBD オイルを経口摂取すると CBD の血中濃度がゆっくりと上昇し、再び血中濃度が低下する速度も遅くなることが研究により報告されています。
つまり、カンナビノイド受容体を活性化させる時間が蒸気摂取よりも長持ちするといえるでしょう。
喉が痛くならない
VAPE 用の CBD リキッドは蒸気摂取となりますから水蒸気が喉を通ることになります。
中には喫煙者でも喉が痛くなったりしますが、CBD オイルであればそのようなことにはなりません。
CBDオイルのデメリット
蒸気摂取に比べて生体利用効率が低い
蒸気摂取の場合、生体利用効率は 29% 〜 40% くらいといわれています。
経口摂取だと 15% くらいなのでその差は歴然です。
だからといって CBD オイルは VAPE では吸えないのでご注意ください。
価格が高い
CBD リキッドと同じくらいの濃度であればそうでもないですが、高濃度ともなりますとやはり価格が高くなります。
だからこそ上手に摂取する必要があるのです。
味の好き嫌いが分かれる
CBD リキッドであれば香料が含まれているので美味しく吸えますが、CBD オイルはヘンプの味そのものがする製品が多いです。
ココナッツオイルがベースの製品であればいくらか緩和しますが、味が大丈夫でも美味しいという人は多くはないと思います。
CBDリキッド
CBDリキッドとは、ヴェポライザーという蒸気化機器用の専用液で、PGやVGのベースにCBDが加えられたものになります。
摂取方法は、ヴェポライザーを使用し蒸気化したミストを口から吸い肺から摂取する「蒸気摂取」になります。
CBDリキッドのデメリット
ヴェポライザー(専用機器)が必要
CBDリキッドを摂取するにはヴェポライザー 通称Vape(ペイプ)が必要になります。
ミストを出せる環境が必要
ヴェポライザーでの摂取は蒸気(ミスト)が出ますので、喫煙所や喫煙可能な場所が必要になります。
CBDリキッドのメリット
摂取効率が良い
CBDは蒸気化して肺から摂取した方が、摂取効率(CBDが体内に届く量)は良くなります。
美味しい
CBDリキッドには一般的にフレーバーと呼ばれる味がついています。
ヘンプ系フレーバーやフルーツ系フレーバー、ノンフレーバーもあります。好みのフレーバーを選択することができます。
まとめ
経口摂取のCBDオイルにも、蒸気摂取のCBDリキッドにも、双方メリットデメリットがあります。ご自身の悩みや体質、またはご利用場面で選択してみてはいかがでしょうか?
持続性の良いCBDオイルと速効性の良いCBDリキッドを組み合わせて「いいとこどり」して使用されている方も多いです。
ご自身のご利用環境やお悩み状況に応じて、適切な摂取方法を選択していただければと思います。